私の中国人の友人には大学一年生のお嬢さんがいます。
普段は宿舎で生活しているので、実家に戻ってくるのは週末と学校が休暇の時だけです。
中国では中学校の時から宿舎で共同生活をするような習慣があります。
もちろん人によっては家から通う子どもたちもいます。
子どもが多い中国では宿舎も一部屋8人なんていうのは当たり前です。
8人もいるとシャワー待ちが大変だろうと思うのですが、子どもの時から宿舎の生活なので慣れているようです。
彼女の大学の宿舎は温水のシャワーが出るそうですが、中学校の時の宿舎では冷水のみだったと聞きます。
夏ならまだしも冬に冷水のシャワーを浴びるなんて、考えただけでも風邪を引いてしまいそうです。
中国人の生命力の強さはこんな感じで子どもの時から鍛えあげられているからなんだと妙に納得してしまいます。
ちなみに宿舎にはもちろん洗濯機なんてものはないので、洗濯物は全て自分で手洗いして絞って干します。
洗濯物をたらいを使って手洗いしていた時代なんて日本では一昔前の話ですが、中国では今でも洗濯機のない家はそう珍しくありません。
また、中国の洗濯機や洗剤の質を考えると、洗濯石鹸で手洗いしたほうが、生地が傷まないというのも事実です。
ただ、やはり全自動洗濯機の便利さにはかなわないので、我が家では今のところ全自動洗濯機付きの家を借りています。
どこの国にもある若者言葉
日本でもそうですが、中国でも若い人独特の話し方や癖があります。
彼女と話していて耳に付いた言葉があります。
驚きや信じられないと感じた時に彼女が「天啊!tiān a 」と言うのです。
始めは「甜啊!tián a」と言っているのかと思って何が甘いのかなぁと思ったのですが、「甜tián 」ではなく「天tiān 」でした。
「我的天啊!wǒ detiān a」と言う表現も意味は同じですが、良く耳にするのは「天啊!tiān a」の方です。
英語圏で驚いた時に「oh my God!」とか「myGod!」なんていう表現がありますが、それに似た表現で驚きを表す時に使う表現のようです。
彼女がこの表現を使っているのを聞いて以来、街中を歩いている時に特に若い中国人女性が会話の中でこの表現を使っているのが耳に付くようになりました。
日本語で言うところの「うっそ~、マジ~!?」みたいな感じなのでしょう。
若者独特の若者言葉があるのはどの地域も変わらないんだなぁと感じました。