中国に留学する場合、大学の宿舎に住む方法もありますが、経済的に状況が許せば、賃貸住宅を借りるのもひとつの方法です。

私達の場合、はじめは友人の同僚の家を借りました。

学校からのアプローチも良く、買い物も便利で、交通機関も比較的便利だったので初めて中国で生活する上で最適な環境でした。

もちろん、家そのものはいろいろとハプニングがありましたが、それも中国で家を借りる場合どんな点に気をつけたらいいのかを知る上で参考になりました。

その後状況が変化して今住んでいる地域に引っ越してきたわけですが、やはり移転するとまず最大の難関はやはり家探しです。

賃貸住宅を借りる場合日本と同様、房地产fáng dìchǎn(不動産屋)で自分の条件に合う物件を探してもらい、状況が許せばその場ですぐに家を見せてもらえます。

家と大家の程度は一致する

これまでの経験からすると、家と大家さんはだいたい一致します。

つまり大家さんが良ければ家も比較的いいということです。
逆を言えば、家を見ればだいたい大家さんが分かります。

さて、日本人の衛生基準にかなう家はどれほどあるのでしょうか。
こればっかりは何とも言えません。

ある時はありますし、ない時には全く箸にも棒にも掛からないという感じです。

でも数を見ればそこそこ自分たちの条件に近い物件にあたる確率はそれだけ高くなります。

こちらに来てあたった房地产fáng dìchǎn(不動産屋)の担当の人は、大家さんからも信頼されていたようです。

大家さんはきれいに使ってくれる人に家を貸したいと思っていた女性の大家さんでした。

外国人は比較的きれいに家を使ってくれることを知っている大家さんはたいてい喜んで貸してくれます。

それでもやはり直接大家さんに会ってどんな人が借りるか見てもらうのが一番安心してもらえる方法だと思います。

大家さんに会う時には気遣いの表現を忘れずに

大家さんに会う時に相手に与える印象はやはり大切です。

まずはにこやかにはっきりとした口調で元気に挨拶しましょう。

部屋に入る前には、大家さんが土足で部屋に入ったとしても、
「我要换拖鞋吗?wǒ yào huàn tuōxié ma ?」
(スリッパに履き替えたほうがいいでしょうか?)
と尋ねると、相手の所有物を尊重していることを示せるでしょう。

それでも、家の中を見る際には遠慮なくしっかりチェックしましょう。

特に水回りはしっかり確認しましょう。
中でもトイレの水は実際に流して流れを確認します。

天井や壁にカビがないかもチェックしましょう。

天井にカビがある場合、上の階からの水漏れが原因の場合もあります。
また、壁にカビがある場合、日当たりや通気に問題がある場合があります。

家を見終わったら大家さんに感謝を述べ、ひと言
「麻烦您了máfan nín le」(お手数お掛けしました)
と言うと礼儀正しさを表せます。

また、今住んでいる所にお邪魔したのであれば、
「打扰您了dǎrǎo nín le」(お邪魔しました)
と言って部屋を出ましょう。

このように中国語にもちょっとした気遣いを表す表現があります。
どの文化でもこうした気遣いの表現は相手に良い印象を与えるものです。

もし、その家を借りないとしてもやはりそれなりの礼儀を示せばお互いに気持ちがいいものです。